各部のご紹介【令和3年度】
各部幹事長のご紹介
単位会等 | 氏名 | 期 |
1部 易水会 | 村山 栄治 | 54期 |
2部 二六会 | 木村 克彦 | 62期 |
3部 縦横会 | 彦坂 浩一 | 44期 |
4部 緑新会 | 古宮 憲一郎 | 57期 |
5部 公正会 | 湊 信明 | 50期 |
6部 至誠会 | 福崎 聖子 | 54期 |
8部 春秋会 | 岩佐 孝仁 | 54期 |
10部 法曹緑会 | 近森 章宏 | 56期 |
11部 達成会 | 髙梨 滋雄 | 60期 |
12部 法曹同志会 | 鈴木 大祐 | 49期 |
法友全期会 | 大塚 和紀 | 59期 |
各部幹事長からのご挨拶
第1部易水会
第1部易水会幹事長 村山 栄治 先生からのご挨拶
本年度1部易水会の幹事長を拝命いたしました村山栄治(54期)です。
「易水」の名前の由来は、司馬遷「史記」の中の詩に由来します。「易水」の意味に込められた、不退転の決意こそ法曹として持つべき精神である、ということを常に自戒しつつ、ここで、皆様にご紹介させていただきます。
易水会は、今年で結成98年を迎え、現在会員240名に達しようとしています。これまでに、最高裁判事、日弁連会長、日弁連理事、東弁会長、東弁副会長、司法研修所教官、その他多くの要職に易水会から素晴らしい人材を輩出いたしております。また、100周年記念事業に向けて、今年からいよいよ活動が始まります。皆様方のご協力を得ながら、しっかりと準備をしてまいりたいと存じます。
また、当会から本年度法友会執行部に、市川尚会員(人事)、川義郎会員(災害復興)、井上壮太郎会員(災害復興)、神尾真澄会員(ダイバーシティ)、佐護絵莉子会員(文化)、監事に高瀬靖生会員が参加していますほか、文化活動委員長に雨宮慶会員が就任しており、このコロナ禍の中でも、法友会会務を盛り立てていってくださることと確信しております。
私自身は、法友会執行部には、津村幹事長の際に、文化担当の事務次長として参加させていただきました。事務次長の中では期が一番上だったため、期せずして、年度後半に、幹事長・事務総長から特命を受けた仕事が一番楽しかったことを覚えています。また、易水会からのご推薦をいただき、常議員、代議員も経験させていただきました。それらで得ました会務の知識や経験、また、人とのつながりを大切にし、精一杯、力を尽くしていきたいと存じます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
第2部二六会
第2部二六会幹事長 木村 克彦 先生からのご挨拶
今年度、第2部二六会の幹事長を拝命しました62期の木村克彦と申します。
二六会は、昭和29年6月、その源流をなす昭和法曹倶楽部(通称・昭和会)を中核として、五月会・法曹新人会(通称・新人会)及び法曹中道会(通称・中道会)が合同して、現在の形となりました。源流である昭和会が昭和2年に結成された経緯から、法友会の中でも屈指の歴史ある団体と自負しております。
また、二六会は、最高裁判事をはじめ各要職にも多数人材を輩出してきました。会員数は、比較的少所帯ではありますが、一昨年度念願の100名を突破し、60期代の先生の比率も高く、法友会の中でも「今が旬の活きのいい会」と私は思っております。
ところで、このご紹介のために、何かネタはないかと、以前二六会が発行した小史を紐解いたところ、ある先輩弁護士がその中で「自然発生的に誕生した同期生たちの親睦のための集まり」で、「実に楽しい青年弁護士たちの集まりであった」と会結成当時の状況を振り返っておられました。令和になった現在も、我が二六会は、「実に楽しい(青年)弁護士たちの集まり」であり、「今と変わらないな」と妙に感心したものです。
気持ちが沈みがちなこのコロナ禍においても、結成当時からの「実に楽しい弁護士たちの集まり」という精神を大切にして、二六会ひいては法友会を盛り上げていけたらと思っております。
今年度もよろしくお願いします。
第3部縦横会
第3部縦横会幹事長 彦坂 浩一 先生からのご挨拶
3部縦横会、令和3年度幹事長の彦坂浩一です。
縦横会は、昭和3年1928年に創立し、現在では約100名の会員となっています。ただ、40期代、50期代の人数が少なく、52期の大澤・久保内繰り返しでご承知のように、幹事長は1度ではすみません。昨年幹事長の磯部先生も2年連続の幹事長でした。その中で、私が1度しか幹事長をしていないことが発覚し、今年度2度目の幹事長をすることになりました。どうぞよろしくお願いします。
前回3部幹事長をしたとき(平成21年度)に、引き継いだ3部の通帳残高は、なんと250円位しかなく、なんじゃこりゃと思ったものでした。他部の幹事長に話したところ、すごいじゃないですか!うちなんか○十万円しかないですよと感心されました。今回、引き継いだ通帳には残高が○十万円あり、前回はソフトボールの練習のためのグラウンド代も幹事長立て替えでしたが、今年は違うと感慨深いものがありました。
しかし、今年は新型コロナのため、新年度総会もZOOMでの開催でしたし、これからもどこまでリアルな活動ができるのか心配ですが、他部のみなさんにも教えてもらいながら、何とか工夫をしていきたいと思っています。
幹事長が元気がないと3部も元気がでませんので、元気を出して頑張ります。
そして、東弁矢吹執行部を支え、法友会舩木執行部に協力して、さまざまなことに全力で取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願いします。
第4部緑新会
第4部緑新会幹事長 古宮 憲一郎 先生からのご挨拶
令和3年度の4部緑新会幹事長となりました57期の古宮です。
当部の沿革等については、恥ずかしながら私も詳細は理解していませんが、5年前に100周年の記念行事を開催しており、とりあえず、歴史は古いというのが自慢です。
また、直近の重大な出来事としては、今年度、当部の矢吹公敏会員が東弁会長に就任したことが挙げられます。
以上も踏まえ、私も、当部の名を汚さぬよう務めを果たしたいと考えております。
本年度の当部執行部は18名おりますが、特に意識したわけではありませんが、そのうち女性メンバーが5名おります(参考:昨年は0名)ので、法友会におけるダイバーシティ実現に向けて何か貢献できればと考えています。
最後に、本年度は、当部所属の2名の民弁教官候補者が法友会において選出されています。無事に最終選考されるよう、各部の先生方におかれても応援頂けると幸いであります。
1年間、宜しくお願い申し上げます。
第5部公正会
第5部公正会幹事長 湊 信明 先生からのご挨拶
本年度法友5部公正会幹事長を仰せつかりました50期の湊信明と申します。事務局長には56期の高田正雄会員が就任しております。
公正会の創立は大正14年に遡り、伝統ある会派です。会員数は400名弱です。
公正会は、これまで協調、融和、誠実、学究的雰囲気など良き伝統を先輩会員より引継ぎ、①親睦団体、②研究団体、③人材輩出団体、④政策団体の4つの柱を大切にして参りました。
①親睦団体
旅行総会、納涼会、ゴルフ会、音楽会、若手会、女性の会、幹事長以上の期が集まるプレミアム会、忘年会、新年会など、さまざまな企画をして懇親を深めています。任意企画ですがスキーやサーフィンに行ったりもしています。こうしたことを通じて、会員が寄り添い助け合い信頼し合う雰囲気が醸成されています。
②研究団体
公正会はよく「学者村」とも評され、研究や勉強に熱心な部です。毎月、豪華弁当をいただきながらの研修をして、最新の知見を学ぶ機会を持ち続けています(コロナ禍では弁当は中止しWEB研修)。多いときには100名が受講しています。公正会には様々な分野の一流の専門家が集まっており、大抵は公正会の会員が研修会の講師をしています。
③人材輩出団体
人材輩出の点でも貢献できるよう尽力しています。これまで最高裁判事も輩出している他、司法研修所教官や弁護士会の理事者や委員長など多数を輩出してきております。本年度についていえば、東京弁護士会副会長として中井陽子会員、関東弁護士会連合会理事として波戸岡光太会員、法友会政策委員会委員長として川村百合会員、広報特別委員会委員長として寺町東子会員が就任しており、また、小林彩子会員は昨年度から引き続いて司法研修所民事弁護教官に就任しております。また、本年度法友会執行部には、池田浩一郎会員(政策)、吉原隆平会員(政策)、吉原恵太郎会員(業革)、保田志穂会員(政策)がお世話になっております。
④政策団体
公正会会員は、法友会政策委員会でも熱い議論に参加して東弁や日弁連の政策形成に寄与しています。川村百合会員が法友会政策委員会委員長に就任してリーダーシップをとっています。
今年度も私たち公正会は一丸となって法友会と弁護士会の発展を支え、弁護士の使命達成に寄与するために全力で取り組んでまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。
第6部至誠会
第6部至誠会幹事長 福崎 聖子 先生からのご挨拶
本年度、6部至誠会幹事長を拝命致しました福崎聖子と申します。事務局長は58期の楠部亮太会員です。本年度は、当部42期の船木秀信会員が法友会幹事長として皆様方に大変お世話になっております。
当部は、会員数約230名、今年で設立67周年になります。近年は自称「文化の6部」ということで、法友旅行総会においてはカラオケで、またマラソン大会においても、それぞれ連覇に次ぐ連覇を達成してきており、ソフトボール、ボーリング大会等でも、常に優秀な成績を修めて参りました。
加え、当部は東弁や日弁連の理事者も多数輩出してきており、法友会幹事長は、この5年で2名、全期代表はこの10年で3名を輩出してきております。さらに、司法研修所の教官や所付にも多数の人材を送り、政策・人材の6部、そして若手の6部でもあると自負しております。
本当に、10年前には全く予想もしなかった新型コロナウイルスのため、この1年で人と人との距離が拡がり不自由なことも増える一方、新しい技術や価値観が生まれ、時代は急激な速度で進化し続けていると感じます。弁護士として、今後、如何に未来の社会に関わり、基本的人権の擁護と社会正義の実現という弁護士の使命を全うしていくのか、法友会のお仲間の皆様との繋がりを通し、共に学び考え、そして何よりも、共に楽しむ一年にしていければと存じます。皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
第8部春秋会
第8部春秋会幹事長 岩佐 孝仁 先生からのご挨拶
春秋会は、昭和29年に創設されました。創設当初の会員はわずか8名でしたが、現在では560名を超える会員が所属しております。
春秋会には、各期の代表で構成され重要人事や重要事項などについて審議する代表委員会、会員の親睦のための行事・研修を行う会員委員会、年2回発行している機関紙「春秋会ニュース」や名簿を発行する広報委員会、出版企画その他業務にとって有益な企画を行うドリームプロジェクト委員会、会費や予算決算などについて審議する財務委員会の5つの委員会があります。また、春秋会は、旅行会、会員の家族・事務員が多数参加するファミリーパーティ、新入会員歓迎会、スキーツアー、年2回のゴルフコンペとゴルフクリニックと称するゴルフ合宿など、会員に好評な行事を開催して参りました。
しかし、残念ながら、昨年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により、春秋会の活動は大幅に制限されてしまいました。
本年度も、新型コロナウイルス感染の収束が見通せない状況のため、従来の活動が大幅に制限されることが見込まれますが、知恵を絞り新たな企画を立ち上げ、春秋会の活動を活性化したいと思います。そして、法友会の一員として、春秋会活動の活性化を通じて、他部の皆さんと強調しながら、法友会活動の活性化と法友会の発展に寄与したいと考えております。
どうぞ一年間よろしくお願いいたします。
第10部法曹緑会
第10部法曹緑会幹事長 近森 章宏 先生からのご挨拶
法曹緑会(10部)の会員数は、約170名であり、比較的小規模ではありますが、毎年、個性豊かな会員が法友会、法友全期会、東弁、日弁連等の各方面で活躍しています。法友会では、今年度も石本哲敏会員が業務改革委員長を拝命しています。また、東弁では椛島裕之会員が副会長を、関弁連では富澤章司会員が理事を拝命し、法友全期会では大塚和紀会員が代表を拝命しております。
当部の雰囲気は、伝統的に「風通しが良い」とか、「フレンドリー」という言葉がよく当てはまります。このような良い雰囲気をそのままに、会員間の親睦、結束力をさらに深めていくことも法曹緑会幹事長の大切な役割であると認識しています。そのうえで、法友会、法友全期会、東弁、日弁連等の活動について、一丸となって貢献したいと考えております。
1年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。
第11部達成会
第11部達成会幹事長 高梨 滋雄 先生からのご挨拶
達成会の今年度の幹事長の高梨滋雄です。達成会は、会員数が100名超という法友会の中では小規模な会ですが、逆に会員間では顔の見える関係が維持できており、全体にフレンドリーな雰囲気な会であると自負しております。
達成会の今年度の活動方針は「学ぶ」ということです。これは以下の理由によります。
現在、社会の変化の速度は著しいものがあります。民事裁判手続のIT化が進んでいるのはみなさまご存じのことと思いますが、それ以外にも例を挙げれば、自動車の自動運転については、技術の開発、これを可能にする法制度の整備が着々と進んでいます。そして、これに対応して自動運転における交通事故損害賠償請求の解決のあり方も、既に国土交通省において検討がされています。
幕末の儒学者、佐藤一斎の「言志晩録」に「少而學、則壯而有爲 壯而學、則老而不衰 老而學、則死而不朽」という言葉があります。
この言葉のように我々弁護士は、社会の変革の激しい現在、学び続けることが強く求められていると考えております。そのため、今年度は、執行部の先生方とともに達成会の会員のみなさまに学びの機会をできるだけ多く提供できるようにしようと考えております。
第12部法曹同志会
第12部法曹同志会幹事長 鈴木 大祐 先生からのご挨拶
本年度12部法曹同志会の幹事長を拝命しました49期鈴木大祐と申します。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
同志会は前年10月6日に100周年を迎えました。とはいえ前年度は祝賀会等公式の行事をリアルに開催することはできず、前年度幹事長である道あゆみ会員が中心となり100周年を迎えてのご挨拶とダンスの動画を作成し公開させて戴きました。本年度はコロナ禍の状況の中でどうなるかなんとも言えませんが、リアルな行事(8月29日にテニス大会、9月13日にゴルフ大会及び10月5日に式典・祝賀会)と9月末頃にWEBでのシンポを企図しております。
法友会、そして各部の皆様と同様と思いますが、同志会もまだまだWEBを中心とした活動とならざるを得ず、その利点・欠点を見据えつつ、コロナ禍での運営またアフターコロナの運営を模索中です。多様な会員に如何に参加意欲をもって戴ける活動ができるか、時代の流れの中で残すべき部分と変革すべき部分の選択について、法友会において情報交換しつつ考えたいと存じます。
1年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。
法友全期会
法友全期会代表 大塚 和紀 先生からのご挨拶
本年度、法友全期会の代表幹事を務めます59期大塚和紀です。
法友全期会は、法友会の各部の枠を越えて、登録15年目までの若手会員で構成される団体で、1500名を越える弁護士が所属属しております。
本会は、法友会に所属する新進弁護士の相互研鑽と親睦を図るとともに、司法制度の民主的発展及び弁護士業務の拡充のための諸活動を通じて、法友会、東京弁護士会並びに日本弁護士連合会の運営に寄与することを目的とし、これまで、各種研究会や研修会、懇親会など、若手会員のための諸活動とともに、法律相談や書籍の出版など市民の方々に向けた諸活動を精力的に行って参りました。
今年度は、新型コロナウィルス感染拡大について終息の見通しが立たない状況の中で、昨年度に引き続き従来の活動が大幅に制約されることが見込まれます。
しかし、ピンチの状況こそチャンスです。
若手会員にしかできない発想をもってさらに魅力的な企画を次々と立ち上げ、様々な新しいツールを使ってより多くの会員に本会の活動に参加していただいて、法友全期会ひいては法友会の組織強化を図ることを重点目標に据えて活動していきたいと存じます。
「楽しくなければ全期じゃない!」
一年間どうぞよろしくお願い致します。