各部のご紹介【令和2年度】
各部幹事長のご紹介
単位会等 | 氏名 | 期 |
1部 易水会 | 小森 貴浩 | 53期 |
2部 二六会 | 稲村 晃伸 | 60期 |
3部 縦横会 | 磯部 幸一 | 57期 |
4部 緑新会 | 町田 行功 | 49期 |
5部 公正会 | 川村 百合 | 49期 |
6部 至誠会 | 姫野 博昭 | 53期 |
8部 春秋会 | 砂川 祐二 | 53期 |
10部 法曹緑会 | 菊池 将人 | 57期 |
11部 達成会 | 田村 香代 | 58期 |
12部 法曹同志会 | 道 あゆみ | 47期 |
法友全期会 | 織田 英生 | 58期 |
各部幹事長からのご挨拶
第1部易水会
第1部易水会幹事長 小森 貴浩 先生からのご挨拶
本年度1部易水会の幹事長を務めます小森貴浩(53期)です。
「易水」の名は、司馬遷「史記」の中の、秦の始皇帝の侵略から国を守るため始皇帝暗殺を謀った荊軻が、易という川の畔で、再び帰ることのない出発にあたって詠んだ詩「風蕭蕭として易水寒く、壮士一たび去りて復た還らず」に由来するものです。当会では、この詩に込められた不退転の決意こそが法曹として持つべき精神であることを後世に伝えていくために、「易水」という名前を大切にしております。
易水会は今年で結成後97年を数え、現在約230名の会員を擁しておりますが、これまでにも最高裁判事、日弁連会長、司法研修所教官、東弁会長、その他の要職に数多くの傑出した人材を輩出しております。
また、当会から本年度法友会執行部に、小西麻美会員(業務改革)、大西雄太会員(震災復興)、高橋辰三会員(人事)、上林典子会員(総務)、高瀬靖生会員(監事)の5名が参加しているほか、業務改革委員長に濵本匠会員が就任しており、法友会会務にも万全の態勢で臨んでおります。
私は、これまで二度ほど法友会執行部に参加させていただきましたが、法友会活動全般については分かっていないところも多々あります。そのため、諸先生方にご迷惑をおかけすることも多いと存じますが、法友会の発展のために力を尽くしてまいる所存です。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
第2部二六会
第3部縦横会
第4部緑新会
第4部緑新会幹事長 町田 行功 先生からのご挨拶
法友会の先生方,こんにちは。
令和2年度の緑新会幹事長を拝命しました49期の町田行功と申します。当部の幹事長をお引き受けするのは,今回が2度目です。私の知る限り,当部において幹事長を2度経験された方はおられないようですが,さりとて,私に,とりわけ崇高な志や野心があるわけではありません。おそらく,1度目の出来が芳しくなかったので,「追試」となったのではないかと踏んでおります。
緑新会の紹介については,前年度のこの欄で,当部の保木野秀明・前幹事長(57期)が簡にして要を得た説明をされていますので,そちらをご参照ください。
今年度の緑新会執行部ですが,私を含めて総勢11名の小さな所帯です。しかも,(私の意に反し,)ダイバシティ推進という時代の要請とはかけ離れた,完全なる「男」所帯です。その反面,他会務業務との掛け持ちをする“兼業”や,電話による部会参加を基本とする“テレワーク”,あるいは,部会終了後の飲み会辞退を原則とする“ノー残業”など,様々な形態で当執行部の活動にかかわる方々が含まれており,時宜に適ったものと秘かに自負しております。
ところで,当部でも,いわゆる「多重会務者」の問題はきわめて深刻であり,一部の会員に多大なしわ寄せがきています。これに加えて,(特に,全期世代の会員における)多重会務者の存在を所与の条件として容認しつづけ,具体的な解決策を講じてこなかった結果,一部の固定層を除き,中堅会員,若手会員こぞっての会派離れという,もう一つの深刻な問題も益々進行していると感じます。
幸いなことに,今年の法友会は,優れたアイデアと実行力を兼ね備えた稀有のリーダーである松田幹事長をはじめ,多士済々の方がお集まりです。新型コロナウィルスが世界的に猛威を振るう,先の読めない状況ですが,個人的には,「ピンチをチャンスに!」「まずは自分から変わらなくちゃ!」をモットーとし,松田執行部のスピード感に取り残されることのないよう,しっかりと役割を果たして参りたいと存じます。そして,緑新会にあっては,会派の魅力復活のため,10名の仲間とともに知恵を絞り,特に若手会員に対する訴求力向上にむけた活動に注力して参りたいと考えております。
1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
第5部公正会
第6部至誠会
第6部至誠会幹事長 姫野 博昭 先生からのご挨拶
今年度、法友6部至誠会幹事長の姫野博昭と申します。今年度事務局長には64期の池田大介会員が着任して、私を日々支えてくれております。
代表して、私から当部の紹介をさせていただきます。
当部は、会員約220名で、法友会の中では中規模の部になります。
大きすぎず、小さすぎず、中規模の良さを活かし、ベテラン、中堅、若手が共に交流を持ち、切磋琢磨しております。
伝統的には「文化の6部」として名を馳せておりまして、法友旅行総会では、若手会員が中心となってカラオケ大会での連戦連覇の活躍を見せました。
私自身、登録2年目のカラオケ大会3連覇目の際、渋谷のショップで購入したレオタードを着用して、当時、武富士の宣伝で有名でありました「シンクロナイズド・ラブ」という曲のバックダンサーとして参戦したことがあります。さらに翌年は、ピンクレディーの「UFO」のバックダンサーとして、全身タイツに浮き輪を付けて回りながらインスタント焼きそば「UFO」を食べる?という、なんともお恥ずかしい姿を披露しましたが、おかげで、いずれも優勝という栄誉を味わうことができました。6部若手は、こうした企画にも、全力で邁進し、結果、会員同士の結束も毎年強くなってきたと思っております。
また、運動企画であります、ソフトボール大会、ボーリング大会、駅伝大会にも積極果敢にチャレンジし、常設の駅伝部、ボーリング部も設けており、その成果から、毎年好成績を修め、駅伝大会では連覇を続けてきました。
他方で、会務活動や政策面での躍進も自慢です。当部の重鎮、吉岡桂輔会員が平成15年度に法友会幹事長、平成18年度に東京弁護士会会長を務められたのをはじめ、平成20年度以降では、中堅会員から5名の東京弁護士会副会長を輩出し、平成29年度には金子正志会員が法友会幹事長も務めております。
また、若手の台頭もめざましく、平成21年度以降、法友全期代表3名を排出しており、さらに、日弁連理事、関弁連理事にも若手会員が着任して活躍しております。
こうした要職に多くの会員が積極的に参加してきた結果、政策通の6部という側面も築かれてきました。
さらには、当部は、近時、法曹養成にも熱心であり、平成19年以降、刑事弁護教官3名、民事弁護教官1名、所付1名を輩出し、次代を担う後進の養成にも注力しております。私も微力ながら、法友会のご支援を頂き、民事弁護教官と所付を経験させて頂きました。
その他、法友会の各種委員会でも、それぞれの能力を遺憾なく発揮して、各会員が頑張っております。
このように各方面で奮闘する当部会員の目指すところは、法友会の部の垣根を越え、各部の融和の下、「オール法友」として、東弁さらには日弁連を支え、もって社会正義の実現と基本的人権の擁護という弁護士の使命を果たすことにあります。
本年も、当部一丸となって、上記の使命を果たすべく、法友会会員としての誇りを持って、各分野において全力で頑張っていく所存ですので、何卒、宜しくお願いいたします。
第8部春秋会
第8部春秋会幹事長 砂川 祐二 先生からのご挨拶
春秋会は、昭和29年に8人の先輩方によって創設され、現在では会員数が560名を超えるに至っております。
春秋会では、各委員会の活動、各種行事を通じて、業務、プライベートにかかわらず会員が情報交換し相互の親睦を深めております。委員会は、各期の代表で構成され重要人事や重要事項などについて審議する代表委員会、会費や予算決算などについて審議する財務委員会、年2回発行している機関紙「春秋会ニュース」や名簿を発行する広報委員会、会員の親睦のための行事、研修を行う会員委員会、出版企画その他業務にとって有益な企画を行うドリームプロジェクト委員会があります。行事としましては、旅行会や、会員の家族、事務員も多数参加してのファミリーパーティ、スキーツアー、年2回のゴルフコンペとゴルフクリニックと称するゴルフ合宿など会員に好評な企画が例年催されております。
令和2年度の春秋会の執行部は、総勢27名で、それぞれ各委員会を担当しつつ、各行事の開催の準備など、会の活動をフォローしていく予定です。
春秋会が、法友会の一か部として、他部の皆さんと協調しながら、楽しく活発な会となることで、法友会の発展につながればと考えております。どうぞ一年間よろしくお願いいたします。
第10部法曹緑会
第10部法曹緑会幹事長 菊地 将人 先生からのご挨拶
法曹緑会は、1932年に設立された団体であり、今年で創立88年を迎えます。
会員数は約170名と、法友会の中では比較的小規模ですが、その分風通しがよく、和気あいあいとしているところが自慢の会です。
お酒の席では、弁護士登録して何十年という大先輩から、弁護士なりたての若手会員まで、いつもざっくばらんな雰囲気で盛り上がっています。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない緊急事態宣言が出されるなど、まったく想定していなかった状況下でのスタートとなりました。
会の運営にあたっては、伝統を重んじながらも、新たな試みも積極的に行っていき、この状況を乗り切りたいと思います。
1年間よろしくお願い申し上げます。
第11部達成会
第11部達成会幹事長 田村 香代 先生からのご挨拶
本年度11部達成会の幹事長を務めさせて頂くことになりました58期の田村香代と申します。
達成会は,昭和2年に,十余名の若手会員によって,会員相互の向上と親睦を目的として結成され,今年で94年目を迎えました。
現在会員数は150名に満たない小規模な会ではありますが,小規模だからこそ相互に顔の見える関係であり,風通しが良く若手も積極的に意見を述べやすい環境が築かれており,会員相互の親睦は年々深められているものと認識しております。
このような会員相互の向上と親睦が,結成当初から受け継がれている当会の存在意義でありますので,本年度もこれを更に深められるよう,上述の関係性,環境を大切にしながら,達成会内外の行事に取り組んでいきたいと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
第12部法曹同志会
第12部法曹同志会幹事長 道 あゆみ 先生からのご挨拶
12部(同志会)の道です。
法友会幹事長も言及されているように,2020年度は,まさに「緊急事態」からスタートする異例の年度となりました。友会の会員の皆様におかれても,各所で様々な対応や判断を求められていることと拝察します。
本年度は,12部(同志会)が100周年を迎える年でもあります。100年の歴史と経験をふまえつつ,新しい100年の扉を開くタイミングと言えます。このような節目が,人類が歴史的難局に立ち向かう年になろうとは,数か月までには想像もしておりませんでした。
とはいえ,おそらくは法友会がそうであるように,同志会もまた,このようなタイミングでスタートした2020年度を,会派におけるコミュニケーションや活動のあり方を見つめ直し,また,弁護士や法曹の社会的意義について新しい視点で議論を深める年になると感じております。
奇しくも,同志会では,年度を迎える前から,多様性を真正面から見すえつつ,より柔軟で豊かな活動を心掛けたいと思っていたところです。法友会に対しても,そのような構えで,できうる限りの貢献をさせていただきたいと思っております。
2020年度が,法友会にとって,弁護士,弁護士会,そして市民と社会にとって,難局をチャンスに変え,より志高くしなやかな時代を開く年となることを,心より祈念し,微力を尽くす所存です。
法友全期会
法友全期会代表 織田 英生 先生からのご挨拶
本年度、法友全期会の代表幹事を務めます織田英生と申します。
法友全期会は、法友会の各部の枠を超えて、登録15年目までの若手弁護士で構成される団体で、1500名を超える会員が所属しております。
法友全期会は、法友会に所属する新進弁護士の相互研鑚と親睦を図るとともに、司法制度の民主的発展及び弁護士業務の拡充のための諸活動を通じて、法友会、東京弁護士会並びに日本弁護士連合会の運営に寄与することを目的とし、これまで、各種研究会や研修会、懇親会など、若手会員のための諸活動とともに、法律相談や書籍の出版など、市民の方々のための諸活動を精力的に行ってきました。
今年度は、昨年度までと同様の活動を引き続き継続しながら、今年度は、より多くの会員に活動に参加していただき、法友全期会のすそ野を広げる、ということを重点目標に据えて、活動してきたいと思います。
今回の新型コロナウィルス感染拡大を受け、その終息見通しが立たない状況の中、これまでの活動方法の大幅な見直しが必要不可欠な現状ではありますが、そのような中でも活動できることは沢山あると思いますので、いろいろな面で知恵を絞って工夫をしながら、若手会員の意見を弁護士会に伝え、若手会員に情報や活動の場を提供し、また市民の方々のための活動を継続しつつ、さらにはいろんな方に法友全期会の活動に参加していただけるような諸活動を積極的に行っていく所存です。
一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。