ダイバーシティ研修第2回「障がいと弁護士業務~誰もが活躍できる社会を目指して~」レポート
7月24日(水)12時00分から、ダイバーシティ推進特別委員会の第2回研修「障がいと弁護士業務~誰もが活躍できる社会を目指して~」がオンラインで開催されました。
講師は、弁護士法人フロンティア法律事務所所属の弁護士の板原愛先生です。
板原先生は、日常業務と並行して、旧優生保護法下で不妊手術を強いられた被害者らが提起した国家賠償訴訟での原告弁護団としての活動や、日弁連や企業、学校などでの講演活動等、幅広く御活躍されています。
参加人数は、40名近くに及び、大変盛況でした。
講義では、日本の苗字ランキング1位から9位までに挙げられる苗字(「佐藤」「鈴木」など)を名乗っている人を全て足し合わせた数よりも障害者数の方が多い現状、板原先生が弁護士業務を通じて日ごろ感じておられる障壁、障害者差別解消法に定める「合理的な配慮」について具体的にどのように考えるべきか、など複数のトピックが挙げられ、大変貴重なお話を聞かせていただきました。
質疑応答、フリートークでは、複数の先生から御意見をいただき、「一人一人に沿った形での配慮がなされるよう、建設的な対話をしていくべき」などの議論がなされました。
今年度もダイバーシティ推進特別委員会は活発に活動し、様々な企画を予定しております。多くの会員の皆様の参加をお待ちしております。