日本弁護士連合会事務次長 井崎淳二先生(10部55期)

1)事務次長が「日弁連」の中でどのような役割をして、その職務はどのようなものなのか、簡単にご説明ください。

日弁連執行部の対内的・対外的な活動のための事前準備、調整、会議運営、外部組織や他団体との協議などです。
具体的には、各種議案の検討、執行部と委員会と間の意見調整、日弁連が発出する文書(意見書、会長声明など)のチェック、法制化や制度運用に関する最高裁や法務省との協議などがあります。

2)事務次長になることを決意した理由を教えてください。

法友会所属の事務次長経験者である先輩方のご活躍は知っていましたので、貴重な機会だと思いました。弁護士になって20年が経過したので、新しいことに挑戦してみようという気持ちもありました。

3)事務次長の業務について「やりがい」を感ずることがありましたら、具体的に教えてください。

一つの例としては、新たな制度の法制化や既存制度の運用に関し、「良いもの」にすべく最高裁や法務省と協議することです。

4)今後、事務次長に就任を考えられる方に一言をお願いいたします。

事務次長への就任を考えていらっしゃる時点で、日弁連の活動に参加する意欲があると思いますので、そうであれば、是非、就任していただきたいと思います。日弁連という大きな組織の中で、事務次長は7名(うち弁護士6名)しかいませんので、貴重な経験になると思います。